しょっぱい梅干し作ったよ!

2022年8月29日

いよいよ魚沼の田んぼも
穂が出てきて少しずつ黄金色になってきた


うちの田んぼは田植えが遅かったのか
周りよりも穂の生長度合いが遅いようだが
そのうち追いつくだろう

気にしない!


穂が出ると小さな白い花が咲く




花と言っても白い粉のような感じで
知らない人が見たら花とは思わないだろう


ちなみに稲穂の花言葉は

「神聖」

である

かっこいい




そして花粉を飛ばして受粉すると籾になるのだ



つまりイネ科の花粉症患者にとってはつらい時期なのだ




そこまでひどくはないのだけど
やっぱり田んぼで作業するとかゆくなるし鼻水垂れるし

まぁまぁきついよね



出穂に合わせてカメムシ対策の薬を撒くので
ある意味この作業が一番つらいかもしれない(笑)


抗アレルギー薬を服用し始めたら
ばっちり効いてるのでやはり花粉症なんだね・・・



カメムシは植物の汁を吸うのだけど
吸われるとその部分が黒く変色する


米なのでとても分かりやすく
この割合が高いと等級がさがるので
ちゃんと対策しないといけないのだ


あいつら臭いだけじゃないのだよ




それで本題の梅干しなんですけどね(笑)

梅干しの下準備



今年も田上の友人Yから青梅が届いた


今年は裏年にあたるため出来が悪い
と言っていたがこれくらのサイズがちょうどいいし
まんまるとしたきれいな梅である


さすがだ!



昨年の反省を生かしつつ
さらにうまい梅干しを目指して挑戦だ☆

まずは2日くらい部屋の中で転がしておく


すると青かった梅が黄色く熟したようになる

この時部屋の中は梅のいい香りがして幸せに包まれる



そしたらヘタの部分をつまようじでつつく

ポロっと取れるものもあれば取れないものもあるが
まぁ細かいことは気にしない!




ヘタをとったら一晩水につけておく

梅を塩漬けにする

水分をよく切ってから
甕に梅を並べていく!

甕に梅を並べたら



塩をまぶす




この時の塩は梅の重量に対して10%強にした

去年は8%くらいにした気がする


梅干しはしょっぱいのが良い!




この作業を1段ずつ繰り返して
最後に梅の重量の2倍程度の重しを乗っける


今年は4㎏弱用意したので
8Lの水を入れたビニール袋を重しとして使用


入りきらなかったので6L程度になったけど…



去年は皿と市販の重しを使ったのだけど
均等に重さが伝わらず
水分がちゃんと出きらなかったのだ

塩漬けの結果

塩漬けにして3日ほど

見事に梅から水分が出てきた!



この水分を巷では

白梅酢

というらしい



この状態になったら重しを軽くして
だいたい元の梅の重量と同じくらいにする

赤しそを加える

梅干しをきれいな赤色にするため
赤しそを加えるよ

しそを取ってきたので枝付きのままじゃぶじゃぶと水洗いして
水気を切る


この時に日に当てすぎるとしおれるので
陰干しくらいがちょうどよいだろう


水気が切れたら葉っぱを1枚1枚もいで
これを塩もみする



この時の塩の量は適当にしたが
多くて困ることはないだろう


逆に足りないと去年のように
しそだけかびる
という事態が発生しかねない



そしてこの塩もみの作業が力仕事なので
意外と大変なのだ




塩もみしたらかなり体積が減るので
沢山用意した方が良いらしい


枝付きの状態で一抱えくらい使ったが
それでも足りないと言うばあさんもいる(笑)





塩もみしたしそは
軽く水洗いして絞ったら
梅酢の中に漬け込み
重しを乗せる

いよいよ干す!


梅干しは土用の日から3日間干す

というのが言い伝えらしいが
今年は7月に梅雨に再突入したかの如く天気が悪かったので
そんな悠長なことは言っていられない


そんなわけで晴れた日に干した

1回目はまだまだ色がついていない

梅酢は赤くなっているが梅はまだ黄色い







2回目

結構赤く染まってきた

天日干しってすごいね!




そして3回目!!





写真撮るの忘れたー---!!




orz



一応できあがりがこちら


めちゃくちゃきれいに出来上がりました☆



そしてしょっぱくてすっぱくて
理想の梅干しである



もうちょっとしょっぱくても良かったが
まぁ健康に良いということで(笑)



お米を購入者の一部の方や
遊びに来てくれた人に差し上げてます



もう1か月ちょいで新米が食えるので
しょっぱい梅干しと新米の組み合わせを楽しみたい方は

ぜひ魚沼まで遊びに来てね☆


もしくは招いて(笑)



以上!