田んぼの溝きり

2021年7月2日

梅雨入りしてからと言うもの
毎日、日中は暑くてかなわん



そんな7月

去年移住してきたのが7月1日

ちょうど丸一年過ごしたことになった

いろんなことがあったけど
あっという間に夏が来ましたな

今のところ
移住してきて良かったと思ってる


会社勤めと違って
毎月決まった給料が入るわけでもないし
必要経費に税金だなんだと出て行くものは多い

日に日に減っていく気がする貯金に
たまに不安になることもあるが
まぁなんとかなるだろう
ってことにして楽しく生きてます 笑


さて
田んぼの最近はというと
田植え後30日にあたる6月20日過ぎから
中干しに入った


中干しとはなんぞや?
と思うだろうから解説すると

それまで水田に張っていた水を全て落として
田んぼの土を乾かすのである

そんなことしたら稲が枯れちゃう(>_<)
と思うかもしれないが
田んぼも畑も表面が乾いたようでも
その下には結構な水分を蓄えているのだ

だから畑にはよっぽどじゃないと水やりなどいらないし
水田なんか乾き切らせる方が大変だ


この中干しによって表面から田んぼが乾いていくと
稲は水分を求めて根を伸ばす

そうさせることで水分も養分も吸い上げる力を鍛えるのだ

さらに根をしっかり張ると倒れにくくなる

土が乾くことでも倒れにくくなるし
稲刈りの時にコンバインが入っても
安定して走れるようになるのである

これが中干しの効果だ


だがしかし!!


田んぼというのは必ずしも平らではない

傾いていたり凸凹したりしているので
雨が降れば水溜りができる


また、山から地下水が差してきてさっぱり乾かないとか
そんなことが起こるのである



そこで!

中干しをはじめてある程度田んぼが乾いていた今
やるべきことが溝切りなのである


株間に15cmくらいの溝を掘ってやることで
水はそこを流れて排水されやすくなったりならなかったりするのだ

これをうまくやっておけば
コンバインがぬかりにハマって大変だ!
とか
稲が転びまくっておごったいや!

なんてことを回避できる
はず



溝切りにはチャリンコみたいな
溝切り機というものがあるのだが
我が家にはそんなものはないので
今回も三角ホーの出番です!

こいつは何かと便利なのだ

溝切りやちょっとした除草にも使えるし
クワ代わりにもなるので狭い範囲を耕すのにも使える


いざ溝切りをしてみる
案の定大変なのだ

土の濡れ具合によってその大変さは違う

乾いていればさっぱり歯が立たないし
濡れすぎていると掘ったそばから
でろんと土が流れてきて埋まってしまう

ちょうど良い乾き具合を見定めるのも難しい






出来上がった溝がこちら

ちゃんと水が流れてくれると嬉しいものだ

やった甲斐があるってもんだ



なんだけど
これが数日すると埋まっちゃったり
途中が土砂で堰き止められたりと
あんまり効果が長続きしない

それは私の溝切りレベルが低いせいかもしれないが…



まぁそれにしても
やったのとやらないのでは全然違うはずだ!!


そうやってポジティブになってないと
やってらんないからよ 笑


ともあれ
この溝切り作業

めちゃくちゃ疲れるぜ


次は溝切り機借りてこよう…


おまけ

畑ではミツバチさんがせっせと働いてくれています🐝

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