2020年本屋大賞の感想(後半)

2020年5月20日

熱源

あらすじ

日露戦争前後の樺太生まれのアイヌの少年の生涯を描いた物語

アイヌがどのように生きて
どのように滅びていったのか

樺太はロシアなのか日本なのか

感想

僕はいつも思っているのだけど

生まれた国とか肌の色とか人種とか

そんなのは重要なこと?

人は人なんじゃあないのかな

時代背景もあるけど人類は同類で残酷だ

時代小説的なやつだから他のノミネート作とはちょっと違った雰囲気

medium

あらすじ

霊能力があるという美人の城塚翡翠とミステリー作家の主人公(男)が様々な殺人事件をその能力で解決していく痛快ミステリー小説

と思いきや最後の最後でひっくり返されるびっくり仰天物語

感想(ネタバレ注意)

城塚翡翠を表紙のイメージで読み進めていると
「え?何この子。イメージと違うんですけどぉ!」

となるはず

それは涼宮ハルヒで言うなら
表紙のイメージからは長門ユキのつもりで読み始めたのに
読んでみたら実は朝比奈みくるでした

けど最後にはやっぱり朝倉でした

そんな感じ

最後は大どんでん返しが待っているけど
途中から薄々気付くくらいの伏線だらけ

表紙がラノベっぽくて敬遠しそうだが
ちょっとラノベ要素が入った小説

ムゲンのi

これは借りて読んだので画像なしです

あらすじ

通称イレスという眠り続ける奇病に罹患した4人の患者

主人公はこのうち3人を受け持つこととなったが治療法が確立していないこの奇病に霊的な術で患者の精神世界に入り込み治療していく主人公

しかし最後に待ち受けているのは衝撃な事実

感想

最初は「なんだこれ?まどマギかよ」って感想

途中からハマってきて

クライマックスに向けて盛り上がっていくのだが

最後はなんだそりゃ

って感じので締められる

作中に出てくるククルのイメージは終始キュウベーでした笑

むかしむかしあるところに死体がありました。

あらすじ

一寸法師、花咲爺さん、浦島太郎、桃太郎

誰もが知っている昔話にミステリー要素を織り交ぜた斜め上をいくストーリー

どれも殺人事件が起こるわけですが、本来はヒーローのはずの主人公は・・・

感想

一寸法師と花咲爺さんは面白かったけど浦島太郎あたりから怪しくなってきて最後の桃太郎は余計だったかな

という個人的な感想

でも既存のストーリーにこういう目線を加えられるのってすごいと思う

空想科学読本とかその手の本に近いけどちゃんとストーリーになっているので物語として楽しめるかと

まとめ

最後の本は「線は、僕を描く」なんだけどまだ読んでないない

これもレビューをみると面白そうな小説だ

聡明なみなさんはお気づきだと思うが
ここまで紹介してきたのは個人的なお気に入り順だ

ただぶっちゃけ2位から6位当たりまでは甲乙つけ難く
あまり順番の意味はないと我ながら思う

実際の本屋大賞の順位とは重なる部分もあるが全然違ってるようでもある

それが面白い

本屋大賞ノミネート作以外にも数冊読んだのだが

この自粛期間にもうちょっと本を読み漁ってみようと思う

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