田んぼのカメムシ対策!

8月3日に出穂した!
なんて記事は書いた気がするが
その後、書くのをすっかりサボっていた


米の成長過程として
穂が出てから小さな白い花が咲いて
それが受粉することで
穂についた籾が大きくなり
それが米になるわけだ


みなさんご存じだろうが
米は種子なのである



いや
果実か?


よくわからん 笑





この穂が出てからの時期には
膨らんできた米を狙ってカメムシがやってくる


カメムシと言っても
よく家の中で見かける臭いあいつらではなく
小さいやつや緑色しているやつが
米には付くのだそうだ



カメムシは米に針を刺して養分を吸う

すると精米して白米の状態にしたときに
黒い斑点が出るのだ

これで食味が落ちるかどうかはわからないが
やはり食べていい気持ちはしない

なのでこれが多いと米の等級が落ちる

農協さんによる買取価格も
下がってしまうのだ


直接販売だとこういう米が
一部入ってしまうかもしれないことは
お伝えしておきます


もちろん入らないように最善の努力はします

その努力の一つが
畦畔の除草なのだ


カメムシは
畦畔の雑草についた種子も吸うので
その流れで水田内にも侵入してくるのだとか


そういうわけで
畔の草刈りをしたり
除草剤を撒いて枯らしておくんですなぁ


別に景観を気にしてやっているわけではないのだ!


私は除草剤を撒く田んぼと
草刈りだけにしている田んぼとを分けている


直接販売用の米は
草刈りだけの田んぼの物を予定しております



カメムシ対策は
畦畔の除草に加えて
水田内への殺虫剤散布も行う

こんな薬


今年はそんなにカメムシも多くなさそうだし
ちゃんと畦畔の除草もしているので
用量に対して半量程度にしてみた


特に根拠はないがたぶん効くだろう

散布の様子



稲作ではこんなこともしてるのでした

後は稲刈りまで晴れることを祈るのみ!

豊作であれ!!



おまけ

最近、田んぼの水を落としたのだが
この雨続きであんまり乾かない

田面が乾かないと稲刈りが大変なんだよなぁ