田植え始めました!

2021年5月28日

2021年5月20日

今日もカエルが元気に大合唱している腰又よりお届けしています

いよいよ始まりました!

田植えでございますよーー(゚∀゚)ーー!!

魚沼市の農協さんはJA北魚沼なんだけど
農協が指導する田植え時期は5月20日以降

山間地では5月中に植えてね

ってことになっている

苗の販売開始も5月17日からなので
農協さんガン無視で早く始めたい農家は
自分で苗を起こすか、他の苗屋から買う必要があるようだ

雪解けが早い地域では
(というか魚沼地方が遅すぎるだけ…)
早いとGWくらいから植えているでしょうが
データに基づいた田植え時期としては
5月20日〜31日のようだ

なぜか!?

その理由は
近年の夏の猛暑にある

新潟県農林水産部発行の米作りの教科書的なやつ

稲だって暑すぎると品質が低下する

新潟県農林水産部が発行している
『新潟米 おいしい米づくりのポイント』によると
特に出穂後に気温が高すぎると
米が白くなったり未熟米になったりするのだ

ちなみに上記の冊子では
5月10日以降の田植えが推奨されている

そんでもって田植えを5月後半にすることで
出穂時期を夏の暑さのピークからずらせる
ということなのだ

美味しい米を作るのに昼夜の寒暖差が大事
と言われているが
そもそも暑すぎると品質が低下するのですねぇ

そんな適温期に出穂させるべく
ちゃんとJA北魚沼の指導に従って
20日に田植え開始だ!

こちらが田植え前の田んぼであります

代かきをして水を張ったら
いい感じに水鏡って感じに綺麗

今回はチュウジさんが田植え期に乗って
私は苗箱を積んだり
田植機が畦に乗り上げたりしないように
監視したりする役目だ

田植えも機械化されているとは言え
やはり1人でやるってなると厳しそう

んで苗箱を田植機に移しやすいように
軽トラを寄せようとしたら

堰に落っこちた/(^o^)\

いやー

横転しなくて良かった 笑

この後たまたま通りかかった
集落内のおじ様にトラクターで牽引してもらって
無事に救出されたのでした

油断禁物だね⭐︎

それでは田植えの様子は動画でどうぞ

そして植え終った田んぼがこちら

いい感じじゃないか( ^ω^ )

写真にするとちょっと分かりづらいけど 笑

チュウジさんは面倒臭がりなだけで
真面目にやると長年の経験から
テクニックも知識もあるのだ 笑

この日は雨が降ってきたので途中でやめた

田植えは雨降りでもできると言われていたが
実際には肥料を同時に撒く関係で
その肥料(粒剤)が濡れると目詰まりを起こす
ということで本降りになるとできない

今年は梅雨のような天気なので
山の田んぼの水不足は心配ないが
田植えのタイミングに困るという事態に陥っている

天気というのは難しいものだ

ともあれようやく田植えが始まった

始まったと言っても
そんなに面積があるわけではないので
あと2日あれば終わるのだが ( ^ω^ )

田植えが終われば一息つけるが
田植え後の水もしっかり見ていないと
除草剤が効かなかったりするので気は抜けない

田打ちも代かきもできることは妥協せずにやっているつもりだ

初年度だからこそ
美味しいと言ってもらえる米を作りたいし
だから手抜きはしたくない

長年米を作っている周りの農家に経験では勝てないが
彼らのほとんどは兼業農家
もしくはそこまで情熱を持っていない
(と思われる)

そんな彼らではできないような
きめ細かい管理とこだわりでしか勝てないのだ

初年度だからって妥協なんかしてらんない

美味しい米を届けるから
予約してくださった方は楽しみに待っていてください!

おまけ【虫注意】

先日こんな記事を見つけた

クロサンショウウオという両生類がおりまして
どうやら準絶滅危惧種らしい

多分こいつ

山の水路にいっぱいいたんだ 笑

してこいつの卵らしきものがこちら

田んぼの中にあったやつなんだけど
至る所にあるのよね 笑

だから準絶滅危惧種なんて知らずに
粗雑に扱ってたんだけど
これからは大事にせんばならないのぉ

代かきの時にトラクターでやっつけちゃったよ・・・