村の神事

2021年8月16日

お盆の最終日である

我が集落
というか魚沼市全体なのかな?
16日に氏神様への感謝の気持ちを込めて
例祭が執り行われるみたい


調べてみたところ
例祭とは神道において最も重要な祭り
とのこと



元々は集落内でお祭りもやっていたようで
もつ焼きをしたり
踊りが奉納されたり
そんな賑やかな夏祭りだったんですな


それも少子高齢化により規模が小さくなり
去年に続き今年もコロナのせいで簡略化


神事だけが残った
ということだ


感染症対策で仕方ないとは言え
やはり寂しいものがある


それに若い者がいない限界集落にとって
一度でも中止してしまえば
もう来年からはいいべ・・・

なんてことになりかねない

高齢化社会において
コロナウイルスは伝統行事を潰しているかもしれない



さて
神事は午後からということで
お昼に集まって準備だ

小さな集落にある神社なので
こじんまりとしているが
案外立派な作りをしているし
歴史を感じる雰囲気がある


まずは写真のように
戸板を外して全開に

同時に社の周りも掃き掃除して
スッキリと綺麗になった

中に畳を敷く


神事がある時しか敷かれない畳なので
ご覧の通り緑色で綺麗だ 笑



掃き掃除をしていたら
呼ばれたので社の裏側へ行ってみると

こんな石がありまして
元々は塔のようになっていたらしいが
雪で崩されていた


えぇ


これを直すのに呼ばれたわけですw


若い男は力仕事に使われがち


普段から鍛えておいて損はない 笑



デッドリフトだと思えば楽しく持ち上げられるさ!

そんなこんなで
準備は完了!


まぁ適当な感じもするけど
それなりにそれっぽくなっている


左側にかかっている絵だが
奉納されたもので
明治〇〇年って書いてあるのだ


マジか!?


どうやらマジらしい

他にも昭和初期の奉納品なんかもあって
なかなか歴史を感じる


ちなみに集落の公民館には
山本五十六の書があったりする

本物かどうか疑っていたが
本物かもしれない・・・


しかしそれにしては扱いが少々雑なんだよなぁ 笑


ここの神様は女性なんだとか

お美しいですよ✨


今年も豊作を願います



と思ったら呼んだ神主さんに
「今日は例祭であって五穀豊穣とかそういうのじゃないですからね」
って言われちったよw


ともあれ
こんなこともあったりする田舎暮らしです


式典の最中は流石に写真を撮らず
おとなしく参加しておりましたw




私は宗教といえば
勝手に山岳&太陽信仰をしているくらいで
〇〇教なんてものに属していない



このような氏神に挨拶するとか
感謝を述べるとかいうのは好きだ



日本人は宗教がないとか言われるが
バチが当たる
お天道様が見ている

なんて言われるし

いただきます
ごちそうさまでした

とかも仏教や神道
もしくはそれ以前からある
日本の宗教によるものだろう
と思っている


なんか宗教の話になってしまったが

とりあえず百姓をやっていると
自然の恵みには日々感謝なのである!



ありがとう!


しかし
そろそろ晴れてくれ🙏🏼


おまけ

右側の木であるが
コブのようなところが見えるでしょう

その上のあたりを
冬に神社の雪掘りの際に伐採したのだ


あの時は普通に立っていて
すぐ目の前の枝を切っていたのに・・・

狛犬なんてそっくり雪の中だったんだね 笑


今年はどのくらい雪が降るだろうか