霧島の休日!高千穂峰登山と最高の温泉

私が九州に来る直前くらいに新燃岳の火山活動が活発になり、霧島山の登山はできなくなった

日本百名山にも数えられる霧島山なので一度は登ってみたいと思いつつも九州にいるうちは無理だろうと諦めていたのだが、思ったより早く規制が解除され、すでに3回くらい登っている

そんな霧島は山もいいが、やはり温泉が最高なのだ!

というわけで今回のメインイベントは温泉だ♨️

熊本から霧島へ

今回は温泉大好きクライマーのK氏と2人で行ってきた

彼は霧島に行ったことがないというので、そりゃいかんということになり今回の霧島旅行…いや、登山計画を立てたわけだ

早朝に合流してまずは朝飯ということで

健軍の塩パンが有名なパン屋「スキダマリンク」へ

スキダマリンク健軍店

早朝だと空いてる店が限られる。パン屋は朝からやっているので素晴らしい

素晴らしいのだが、腹が減っている状態でパン屋に行くのは危険だ。だいたい食えないほど買ってしまう

一応セーブしたつもりだったが3つも買ってしまった。まぁこれから山に登るのだからよいだろう

塩パンサンドうまー

御船ICから高速に乗ってまっすぐ向かった

えびのICから霧島までの道中にきんかんの直売所があり、先週からすっかりきんかんにハマった2人は帰りに絶対買おうと心に誓ったのであった

高千穂峰登山

高千穂河原駐車場に到着

天気予報も微妙な感じだったので他に誰もいない

おかしいな

これもCOVID−19のせいだろうか?

人がいない方が登山は気持ちいいから良いけどね

まずは神様にご挨拶してから出発

なにせここは天孫降臨の地であるからのぉ

登山開始してしばらくは石畳の道を行くが、そこを抜けると砂の道になる

しかもけっこうな急斜面なのでキツい

そんな高い山じゃないしイケるっしょー!

とかそんな軽いノリで登ろうとすると痛い目を見る山である

ローカットの靴だと砂がめっちゃ入る

それはもう不愉快である

そんなわけでご利用は計画的に

途中には御鉢があって如何にも火山である

いや、隕石が落ちた跡のクレーターに見えなくもない!

天孫降臨とはそういうことなのだろうか?

んなわけないか

クレーター御鉢を越えると標識がやたらと出てくる

最初のあと430mから次は380m

あっという間に220mになるのだから山の距離感はでたらめだ

しかもそのあとは10m刻みで登場しやがる

その労力をもっと違う何かに回して欲しかった

これはいたずらか?

暇を持て余した神々の遊びなのか!?

そんなツッコミをしている間に山頂到着

なにせコースタイムで1時間30分くらいなのだから

あっという間についてしまう

が、繰り返すようだがそれでもキツいからね!

高千穂峰の山頂には天の逆鉾が刺さっている

これは天孫が降臨した時に刺したものらしいのでかれこれ神話の時代から刺さっているのだ

坂本龍馬は新婚旅行の時にこいつを抜いたらしい

それはいいとして

新婚旅行でこの山に登るってのもすげぇな

現代なら連れてこられた嫁さんが不機嫌になっていることだろう。登山カップルならいざ知らず、真似をしないことをオススメする

下山は砂スキー感覚で楽々だ!

と思っていたのだが、先日のハード登山にやられた膝がまだ治っておらず右脚をつく度に

ヌオォォォォォ(つД`)ノ

ってなるくらい普通に痛い

こんなはずではなかったのに…

そんな苦しい思いをしながらも無事に下山

登山の様子は動画とYMAPでもどうぞ 笑

https://yamap.com/activities/5641803

新湯温泉 新燃荘

何も知らない人が聞いたら

「火災が発生しそうな名前ですね」

とか思ってしまいそうだが、これは新燃岳の麓にあるからこの名前なのだ!と思う

たぶんそうに違いない

噂ではすごくいい硫黄温泉なんだって聞いていたのでずっと入りたかったのだが、新燃岳の噴火が関係あるのかは知らないがずっと改装工事中で入れなかったのだ

しかも工事が延期して予定していた時にもチャンスを逃し、ずっとふられ続けていた

それが今回やっと!

やっと入れるのだよ明智くん!

わかるかねこの喜びが!?

赤い屋根の建物が宿泊施設でその隣の屋根が白いところが温泉

こちらは内湯が男女別なのだが露天風呂は混浴なのだ

それが目的で楽しみだったのかこの不埒者めが!

そんなツッコミしたでしょう?

え?

違う!断じて違う!

どちらかと言えば混浴って完璧にリラックスできないから嫌なんだよ

しかもこんな山奥の秘湯にくる女だぞ!

鼻から期待なんかしてないんだよ!

勝手に興奮してしまったが肝心の温泉はそれはもう最高でした

薄らと青く白濁した熱い温泉

硫黄の香りに包まれて入る幸せ

硫黄泉で言えば雲仙の小地獄温泉も良かった

くじゅうの赤川温泉も冷泉でちょっとジャンル違うけど良い

しかしこれは越えてきたね

さすが霧島

僕の好きな霧島だ

昼飯

登山→温泉の流れで来たら当然次は昼飯だ

K氏のリクエストでとんかつになったので以前行ったことがあるお店へ

くいもん屋 花いちもんめ

ここの店のオススメは神話豚の料理なんだとか

神話豚とは!?

以前来たときはとの紹介記事みたいなのが店内に貼ってあった気がしたが今回は見当たらなかった

おそらくこの辺りで作っている小さなブランド豚なのだろう

私はなんとなく揚げ物の気分ではなかったので神話豚の生姜焼きを注文

これが美味い!

肉は柔らかいし豚の1番のポイントである脂がしっかり甘みもあってジューシーだ

そしてご飯大盛りで注文したのだが、まじで大盛り笑

ご馳走さまでした

霧島神宮参拝

本当は登山したから参拝はしたようなものなんだけど、おみくじを引きたくてやって参りました

なぜおみくじかって

去年の初詣でおみくじ引いたら本当にその時の私の状況を占うような内容でしてね

やっぱり1年の始まりには引いとくべきかなーって思ったんすわ

んで今年の初詣では引いてなくて

というかひとりで参拝してひかないじゃん?

引いてもいいんだけど寂しいじゃん?

仮に大吉でも読みながら

ふーん

くらいにしかならないと思うんだよね

やっぱり内容についてあれこれ言える方が絶対楽しい

そう思ってこの霧島神宮参拝まで取っておいたのだ

して、その結果は!?

相場も上がるって!

小吉か

微妙だ

いやそこは重要ではない!

大事なのは各項目よ!

特に旅立ち!

「よろし」

おお!良いのか!やっぱりいいんですね!

やったぜ

「いろごとつつしめ」

うーむ

旅立っても色情は慎むべきなのか…

しかも願い事で

「はじめにきをつけねばちゅうとでやぶれる」

とか書いてあるし

これはまた悩ましい

いや悩むことないか!

色情を慎んで純なことで楽しめばいいんだからさ!

その他も内容的にはgoodだ

ちなみにK氏はなんか腑に落ちない感じだったのでちゃんと神社にしばってきてました笑

霧島の秘湯

もう帰るだけなのだが運転しながら思い出した!

目の湯川の湯ってところに行きたかったのだ

インスタで九州の温泉マニアをフォローしているのだけどその人がアップしていた天然温泉が目の湯と川の湯

天然というか野生

誰が管理しているわけでもなく(してるのかもしれないが)

建物もなければ衝立もない

つまり自然の中にそのままの姿で存在している温泉なのだ

場所は温泉街から霧島ホテルに向かっていく道の途中で

霧島ホテルの一歩手前くらい

左手にこんな看板がある駐車スペースが現れる

写真の左側には沢が流れているのだが、ねずみ色に濁っていて湯気まで出ている

つまり温泉が流れているのだ

すでに温泉あるじゃんか!

ここから看板の後ろの方に1分くらい歩くと

岩風呂って書いた標識が出てきてそのすぐ上にある

無色透明なのが目の湯で

隣を流れる沢が川の湯らしい

思ったよりすぐ着く

というか風呂場からは道路見えるな 笑

幸い誰もいないので入浴です

男の入浴シーンなど見たくないだろうが、すごくない?

暖冬とは言っても冬の山の中でもちゃんと入れる温度

そしていい湯なのだ

ただちょっとぬるい

川の湯の方が温かそうなのですぐに移動

あー!いい湯だ!

ちゃんと温かい

しかもいい感じの泥が溜まっているので腕に塗ってみたら翌日すべすべの潤い肌になっていた

さすがに顔に塗る勇気はなかったが次回は全身塗りたくろう笑

ひとのブログ見ると「熱くて入れん!」

みたいなのもあったけどやっぱり冬だからぬるいのか?

上流に行くともっと温かいので

ついつい沢登りしちゃったしな!

野生温泉は北海道で入ったけどあれは本当に山の中だったし、これだけ道路から近いのは初めてだ

仮に誰か来ても私は構わないのですがね

女性にはかなりハードルが高いでしょうな

帰り道

いよいよ本当に帰るだけだ

霧島山を越えてえびの市側に降りたあたりできんかんを買う決意をしたのを思い出した

熊本方面に向かっていれば左手に

完熟きんかん直売所

と書いてある

立ち寄ってみると家族総出できんかんの仕分けをしている

そこで直売もやっているのだが試食も用意されているではないか!

食べてみるととても甘くて皮もやわらかくてジューシーだ

まさに完熟

大きさ別で売っているが値段は一緒だし味も変わらないらしい

試食したら確かに大きさによる味の差はなさそうだ

古川さんのきんかん

1袋買ったら試食用のやつを小さい袋に詰めて持っていっていいと言う

なんてサービス満点の農家さんなんだ!

旅の締め括りにいいところに立ち寄ったな♪

というわけで楽しい霧島の一日なのでありました

おわり

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