【新潟】古町と村上ひとり旅 ~村上編 後編~

宿がある坂町にやってきた

地味な駅だがそこそこ建屋はでかい

しかも鉄道の町なんだね

確かにこの左の方に車輪あったな

ちなみに前編を長くしすぎただけで後編は短く終わる予定だから読んでね(*´ω`)笑

駅から眺めた駅前

うーん

これはさすがに田舎過ぎたか?笑

とりあえず歩いてすぐのところにある宿へ

ホテルでもなく、温泉があるわけでもない
普通の旅の宿というものに泊まる

店主はチェックイン時間より30分ほど早いが快く迎えてくれた

ありがとう!

疲れていたし
何よりスマホの充電がなくてのぉ( ;∀;)

危うくモバイルSuicaで降りれないところだったよ 笑

部屋はこんな感じの6畳間+α

風呂、トイレ、洗面所は共用

引き戸一枚隔ててすぐ廊下だから悪漢が入ってきたらやられるね 笑

でも何だろう

謎に居心地がいいw

例によってここで一回お昼寝だー!

まだまだ飲みに出るには早いし
私は疲れているのだ!

途中で女将さんに起こされたりしたけど
これは私が早めにチェックインしてしまったもんで宿の説明やら必要書類への記入ができず
時間になって帰ってきたのであろう女将さんがその処理にやってきたのだ

決して女将さんに悪意はないし悪くない

ノックされてすぐに「どうぞー」と言いそうになったが
この時まだ布団の中だし
パンツ1枚になって寝ていたのでさすがにまずいw

引き戸一枚だから隠す暇もなく見られてしまうwww

寝ぼけた頭でも一呼吸置けてよかった(;’∀’) 笑

寝すぎも良くないので程よいところで服を整えて外へ繰り出そう

宿の正面には寿司屋があるが営業しているのかどうか怪しげな感じ

そうそう

なぜこんな町に泊まろうと思ったかというと
いつものようにGoogleマップで店を検索していたらこの町にある2軒の居酒屋が気になったのだ

1軒は「いそべ」という割烹

割烹と言っても居酒屋に近い感じだが、ここは「ずどーん」というマグロの丼飯が名物

それはもうすごい迫力なので調べて見てほしい

もう1軒が「なご道」という居酒屋

こちらも海鮮が美味しそうなお店だしカウンターがあるのが良い

さらにこんな寂れた町にもスナックが数軒あるようなので
ディープな夜を楽しめそうだ

とこんな理由で選んだのですw

もう酒飲むことだけのチョイスw

そうじゃなかったら田舎町に行っても何があるわけないからね

町内を1周散歩してみてから
いそべに入店したのだがまさかの予約で満席!!

嘘だろうおい

確かに電話したら「ずどーん」は予約で終わっちゃったのよー
とは言っていたが、まさかその客が同じ時間帯に集まっちゃったのか!?

それとも隠れた名店で県内各地から客が来るような店なのだろうか?

悔しいが入れないものは入れないのであきらめよう

私にはなご道がある!!

ここもいっぱいだったらどうしよう・・・

という心配は杞憂に終わり
客は私だけの店内でカウンターに座って飲み始めることになった 笑

期待が膨らむのはやはりメニューを見た時なんだ

酒は地酒が揃っているが、それは当たり前と言えば当たり前

なんと日本酒の消費量が減っている現代の傾向を危惧した店主が考えた結果
できたのが日本酒で漬けた果実酒

面白いじゃないか
と思ったので食前酒と思って梅酒をチョイス

思いがけずカクテルグラスにクラッシュアイスという洒落た梅酒がやって参りましたぞ(; ・`д・´)

しかも先付はのどぐろの南蛮漬けですって( *´艸`)

どちらもおいしー(*´ω`)

梅酒は日本酒感が残りつつも梅の香りが華やかで甘味もあるので食前酒にはもってこい

南蛮漬けが日本酒に合いそうな味付けだから梅酒にもいい感じ♪

入店した時は対象がカウンター越しにいたのだが、酒とともに女将にバトンタッチ

スナックにいてもおかしくないような話上手な女将さん

ふと目線を上げたら

神棚にブルースリー・・・?

なんでやw

確かに神格化された人かもしれないけどwww

女将「やっぱり神棚に飾るのはためらいがあったんだけど、ちゃんとした神様祭ったら水換えたり毎日手を合わせたり大変でしょう。だから好きなもの飾っちゃった(*^^)v」

って神棚ってそういうものですからねw

そんなノリが好きw

当初は反対されることもあったそうだが、だんだんお客さんも慣れてきたんだって 笑

お次は刺し盛りをオーダー

左からアジ、カワハギ、イカ(何イカだかは忘れた!)

カワハギだけは選んであとはお任せにしたのだけどいい盛り合わせだ♪

そしてカワハギの肝がでっかい!!

身もしっかり厚めだし!

これはいい仕事してますねぇ(*´ω`)

ここから日本酒にチェンジ!

まずは〆張鶴の蔵元である宮尾酒造の「お城山」

聞きなれない酒だろう

それもそのはずこれは村上市内でしか買えない新しい酒なのだそうだ

宮尾酒造の気合の一本と言えるだろう

ほかに海老しんじょうも注文したんだけど
これがふわふわかりかりで美味いんだ!

酒は次に大洋酒造の「大洋盛 紫雲」

これも市内限定の酒だ

昔飲んだことがあるが、その時とは全然違う印象だ

美味しい(*´ω`)

酒も進み女将との話も盛り上がり
ついには大将も出てきて三人で楽しくやっていたのだけど
やっぱりお客さんが他に来ないね・・・

あのクソたれウイルスのせいでこのような素晴らしい店が苦しんでいるのは本当に腹立たしい

もう少しなんとか耐え抜いてほしいな

応援する気持ちでいつもは食べない〆のお茶漬けなんか頼んじゃったりしてw

村上だから鮭茶漬け

菜の花まで乗って春らしくていいじゃない!

ってか量多いなw

腹も心も満たされたけどやっぱりスナックに行っておきたいから
昨晩と同じくオススメを聞いてそこへ

大将「わかりにくいところにあるから送っていくよ」

と言って車を出す大将!

え!?

車で送ってくれるの?www

お客さんもいるんだからって断ったのだけど
結局連れてってもらっちゃった(; ・`д・´)

田舎町のこういう自由なところが好きだ

ありがとう!
そしてごちそうさまでした♪

んで次にやってきたのが

怪しげなピンクの看板が光るスナックArisu

オススメされなかったら絶対入ってないなw

大将曰く40代のママが一人でやってるスナックだとか

ちょうどいい!

んでドアを開けてみるとカウンターの向こうにいたのはどう見ても40代ではない

ガールズBarかよ!!

って突っ込みたくなるような若い子がおる!

しかも細身でロングの黒髪ストレートのアイドルのような雰囲気!

どゆこと!?

と大将に視線で問うと

「ママの娘さん。言うの忘れてた」

だってw

しかもママさん出かけていてまだ帰ってないらしいしw

まさかこんなところでこんな若い子に接客してもらうことになろうとは・・・

嬉しい誤算なんだけど戸惑うわ!

とりあえず飲み始めるのですが、この娘かわいいんですよ 笑

顔もかわいいけど、服とか仕草とか
喋り方はちょっと作ってる感あるけど、もはやそれすらかわいく思えてくるぜ

人間、意表を突かれると弱いんだね 笑

アイドルにハマってしまう人たちの気持ちが少しわかりましたw

しばらくするとママ参上!

めちゃくちゃハイテンションなママさんだー(゚∀゚)ーー!

どこぞで友達と飲んできたらしいよw

その後、お客さんが来るわ来るわですぐに満席

火曜の夜だというのに大盛況だな(´_ゝ`)

そんなお客さんらとも飲んで喋って歌って

楽しい時間を過ごしました

また来よう

店出たら道路挟んですぐ宿だったw

コンパクトな町でいいな

翌日の朝は宿の朝食を食べて電車に乗って昼頃には魚沼に帰ってきました

2日離れるだけでも魚沼の残雪の量にビビります 笑

今回は飲んでばかりの旅だったけど心が癒されるいい旅だった

新潟県内だけでもまだまだ楽しめるところは多いはず!

次は糸魚川らへんに行きたいなぁー(と前回も書いたような・・・)

おわり

おまけ

スナックに置いてあった猫多めな招き猫

心霊写真ではなくただの裕次郎ですw