新規就農と失業保険

会社を辞めてから

大学を卒業してから新卒で入った会社を1年半で辞め
2社目はいい会社だったので続けたかったが
どうしても業界のルールというのか
コンプライアンスというやつが無駄に厳しくなって仕事がつまらなくなったのと
諸々の事情があってその会社も辞めた

本当であれば会社を辞めてから1~2年は海外を放浪する予定だったのだが
Fuckin’ コロナウイルスによってその計画も台無しになってしまった

仕方なくというわけではないのだが
旅立てないとなると第二案を実行するしかなく
旅から帰ってきたらやろうと思っていた農業を始めるべく準備しているのである

一般的には会社に勤めていれば雇用保険に入っていて
そこをクビになる、もしくは辞職するとハローワークに行って
いわゆる失業保険給付金をもらうための手続きをしつつ
次の勤め先を決めることになるのだ

そんなことはこんなところで読まずともわかっておるかと思いますが
では会社を辞めて新規就農も含めて起業しよう!
なんて意気込んでいる人はどうなるのか?

それが私は疑問で仕方なかった

最悪貰えなくてもいいか
くらいの心構えでいたのであるが
結論としては起業でも失業保険給付金というか
再就職手当は貰えるようなのだ

それと求職中のアルバイトについても
噂ではアルバイトをすると給付金が減額される
みたいな話であったのであるが
これも一律にそうではないらしい

一応まとめておこうと思う

失業保険をもらう

失業保険給付金を受け取るためには
会社都合なら待機期間はほぼ無しだし
自己都合で辞めななら約3か月の待機期間の後に支給される

私の場合は勤務期間が10年未満で自己都合による退職なので
初回のハローワークに行ってから7日間の待機期間①を経て
さらにそこから3か月間の待機期間②で仕事が見つからないと翌月から支給されるのである

ただし待機期間②の間に3回は就職に係る活動が必要なのだ

ハローワークによる説明会では面接を受けたり合同説明会みたいなイベントに参加する必要があり
ただ求人を探しているだけじゃ認められないよ

といった内容であったが
蓋を開けてみれば窓口で相談をすればそれで1回とカウントされた

そうは言っても相談すれば企業を紹介されるので面接や企業訪問をする流れにはなるかと思う

私の場合は新規就農の道と農業法人に就職する道を検討していた

ハローワークにはなかなか農業法人の求人はなさそうだったし
説明会や資料を見る限り就職しないと給付金は出なさそうだったので
どちらかと言えば新規就農を目指しているので給付金支給対象にはならないかな
と思っていた

それとできれば農業系のアルバイトをしながら技術と知識を身に着けたいとも思っている

そこで窓口に相談しに行ったのである

して結果は先述した通り新規就農でも給付金支給対象になるし
アルバイトをしても何ら支障はないとのことであった

ただし新規就農については失業保険の支給を受けると
新規就農に係る補助金がもらえないなんてこともあるっぽいので要注意だ

んでアルバイトについて
最初の7日間の待機期間①が過ぎれば3か月間の待機期間②の間は
アルバイトをしていても問題ないし週何時間やっても良いようだ

給付金支給を受け始めてからは変わってくるらしいが
私はまだその段階ではないので知らない

そんなことを窓口で言われたのでおおよそ間違いないだろう

なので私は農業系のアルバイトをしつつ就農の準備をして
失業保険支給を賜る予定だ

農業系のアルバイトをしてみる

さっそく新潟県のブランドである八色スイカの収穫のバイトをしている

農業系のバイトは時給もいいし、個人的にはブラック臭がするところは少ないと思う

そして何より農作業は楽しい

スイカは重いので筋トレにもなるのは私は嬉しく思っている 笑

9月からは稲作のバイトをする予定だ

今の状況でも大まかな作業を教えてもらえるが
やはり稲作を主たる事業としている農家さんから学べることはより多いはずだ

アルバイトだっていいじゃないか

スイカのバイトは今後につながる気はしていないので
「俺、何やってんだろ?」
と思う瞬間はたまにあるのだが
同じく職場でバイトをしている22歳の青年と話していて自分を取り戻すことができた

その青年は自称「プロのフリーター」だ

就職できないのではなく敢えてしないのだと言う

アルバイトでも効率よく稼ぐことはできるし
その時やりたいことをフレキシブルにすることができる

それは仕事にしても遊びにしてもだ

それに正社員になった友人知人を見ていても羨ましいと思えることは稀で
みんな金を稼ぐために仕方なく働いているようだし
その仕事が楽しくて、あるいは使命感を持ってやっている人など見たことがない

今の世の中で正社員になる意味って何?

その考えには同意見だ

そこに22歳で気づけるっていったいどんな人生を歩んできたのだろうか

そんなことはどうでもいいのだけど彼はすごいなと思う

世間一般の考え方とはずれているので旧友とは話が噛み合わないし
年上の人からはいつまでフリーターでいるんだ?
と蔑まれるらしい

いろんな生き方があるのに
自分の常識以外を否定する人間にはなりたくないね

自由に生きる

そんなこんなで今後についてどうしようかなー
と一瞬悩んだが、やはり私は農業に挑戦したい

アルバイトではなく自分の農園でもって米と野菜を作ってみたい

失敗したら、それこそアルバイトでもなんでもやればいい

今日、彼と話していてそういう考えに戻ってこれた

どうしても先の事が不安になったり今やっていることは正解なのかな?
なんて考えてしまうけど、なんだってやってみたらいいんだよな

そして私はやはり海外を旅することをあきらめきれない

数年後にCOVID-19が何でもない疾患になったら旅をしたい

その時に私の農業はどうなっているだろうか

もちろん成功させるべく全力を尽くすつもりだ

成功していれば暇を作って1か月とかで旅をするし
失敗していれば行けるだけの長期間で旅をする

どちらに転んでも私は自由だ

おわりに

この記事で書いた失業保険については私の場合であり
万人に共通するものではないと思われる

こういう可能性もある
くらいの認識でいてもらえると幸いだ

なので仕事を辞めて起業したりアルバイトをしながら就活をするならば
ちゃんとハローワークに相談して頂きたい

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