集落の共同作業
2021年6月6日
本日はTwitterにおける筋トレアカウントの間で噂の
#胸筋フェス
の日なのであります
大胸筋を鍛えて晒そう!
ってなイベントで
前回は腹筋フェスだったはず 笑
そんなことはどうでもいいのだ
本日は集落で行われる共同作業の日
都会に住んでいる人はイメージが湧かないかもしれない
私も今までそういったものは経験したことがない
集落の住民と
農地を持っていたりする元住民
このような人たちが集まって半日から1日かけて
集落内の道を綺麗にしたりするのだ
本日の作業は2班に分かれて
一方は道端の除草剤散布
もう一方は道端や堰(せき:農業用の水路)付近の
邪魔な木の伐採&片付けである
私は後者に振り分けられたので
木を片付けてきた
まずは堰の近くでデカくなりすぎた
胡桃の木の伐採である
山に向かうおっちゃんたち
みんな還暦越えの爺さま連中なのだが
こういう作業はお手の物
体力は衰えていてすぐに休憩するが
ナタやチェーンソーなどの扱いは衰えるところを知らない
ナタを渡されて
「おい、ちょっとあの細っこい木 切ってくれいや」
なんて言われてナタを振り下ろしたのだが
なかなか切れず
貸してみろ!
なんて言われておっちゃんに渡したら
まさかの一撃!!
まじか・・・
ナタの使い方もわかりゃしないんだぜorz
胡桃の木はなかなか太く成長している
そんなわけでチェーンソーで切るのだが
これも倒し方を考えて刃を入れないと
自分の方に倒れてきたり
倒してはいけない方向に倒してしまったする
もちろん倒れた木をどかすのに
人力では骨が折れる
そこら辺もすっかり慣れているのだから
山のおっさん達は逞しい
そこに痺れる憧れるぅ!
もう一つの木はさらに太いので
倒したい方向に切れ込みを作って
その切れ込みの反対方向から切りつけていく
しかしなかなか倒れないのだから
木というのは随分とどっしり立っているのだなぁ
と感じる次第だ
切っている様子はインスタの動画にてどうぞ
倒れた後に「お見事!」と言わんばかりに
木の葉が舞うのが面白いw
そして大きな木が倒れる時って謎の浮遊感があるのは私だけ?
この辺は胡桃の木がたくさんあるので
くるみ食べ放題だそうだ
「売ればいい稼ぎになるぞ」
なんて言われたから今年は拾ってみようかしら 笑
この後は道に覆い被さっている邪魔な木を伐採して
本日は半日にて終了!
書こうと思ってすっかりサボっていたのだが
5月初め頃には堰を直す作業をしたので
それもついでに書いておく 笑
雪が消えた頃には田んぼばかりでなく
堰を確認しないと水が来ない
なんてことになり得るのが山の田んぼの大変なところだ
ご覧の通りボッコリと穴が空いて落ちている
水が流れるところなので侵食されて弱っており
そこに雪がどっかりと積もるので崩れるのだ
そこでこの日はこの堰をつなげる作業をした
まずは近くの斜面を削って土を掻き出し
土嚢を作ります
次に程よい木を切って木材を作ります
いずれにしろ現地調達するスタイル!
ワイルドである
土嚢はU字溝の下に噛ませるのに使い
木は「しがらみ」という工法に使用する
柵と書いて「しがらみ」と読むのだそうだ
太めの木材を杭として数本打ち込みます
その杭に枝を絡ませていき
壁を作るようにします
これがしがらみ!
このしがらみが積んだ土嚢や土が
流れてしまうのを押さえるわけだ
なるほどね〜
そして完成したのがこちら!
すごい!!
あの穴がすっかり塞がって水が通っている
感激だ
と
まぁこんな作業が1ヶ月に一回
あったりなかったりしている
作業自体は大変だなぁと思うこともあるし
「作業に駆り出されて面倒だろう」
なんて言われることもある
しかし
こういう時じゃないと喋る機会がないおっちゃんもいるし
知らないことを学べたり
田んぼについてアドバイスをもらったりできるので
私はすごく充実した時間を過ごせていると思っている
令和になった現代においても
山の中でも暮らしは都会とは全然違うのである
さまざまな虫がすごいいる
雑草がレベル違い
のり面が崩壊した
雨が降らなくて水がない
など
悩ましいことも多いが
私にとってはそれらも面白いと思うし
自然や田舎料理などを楽しんでいる
コロナのワクチン接種も始まってきて
高齢者への感染リスクが減っているので
もうちょいしたら
「遊びにきてくれ!」
と大きな声で呼びかけられると思う
今のうちに迎えられる準備を進めておくので
田舎の空気を吸いたくなったら
ぜひ遊びにきて欲しい
おまけ
段々と私の家庭菜園もそれらしくなってきた
無計画にやっているもので
ごちゃごちゃした畑になってしまったが
立体的になってきて面白い
しかしハーブがなかなか目が出てこんのぉ
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