ワークマンとユニクロを駆使した登山の装備

2021年9月13日

登山用品店に行ってインナーとかレインウエアとか買うとなると正直高いですよね

けど登山の装備と言ったら厳しい自然条件にも耐えられるちゃんとしたウエアじゃないと・・・とか思っちゃうし

そんな方に向けて私が実際に登山の時に使用しているウエアなどを紹介します。
が、私は登山を趣味としているただの素人ですので参考程度にしていただければ幸いです。

高い山や険しい山のみならず、どんな手軽な低山であっても時に牙をむき、そうなると人間なんてひとたまりもないのが自然です。
正しい知識を身に着けてからの入山をお願いします。

とは言え、登山を気軽に楽しんでもらえたらいいなと思ってこの記事を書いています。

必ずしもブランド物の高級品をそろえる必要はなく、安価な服でも基本をおさえていれば登山に挑めるということを知ってもらえたら幸いです。

  1. 登山の服装の基本
  2. インナー
  3. ミドルインナー
  4. アウター
  5. パンツ
  6. まとめ

1. 登山の服装の基本

登山時の服装の基本はレイヤリングです。

どんな環境にも適した1枚の性能の良い服なんて物はありえないですよね?

ですが山に入ると最初は暑いと思っていたのに登ってみたら寒い

とか

逆にスタート時は寒かったのに動き出したら暑くて汗だく

なんてことが起こります。

さらに外気温は低いけど動いて汗かいたらインナーが濡れて結果的にもっと冷えるなんてことも・・・

そんなわけで登山の時には様々な機能を持った服を組み合わせてその場で調整することが求められるのです。

基本的には

・速乾性のインナー

・保温性のあるシャツやジャケット

・風を通さないジャケットもしくはレインウエア

となります。

パンツについてもほぼ同様です。

ただ登山専門店で全て揃えたら全部で5万円以上はすると思います。

続けれらるかどうかわからないのにいきなりこれらを揃えるのはさすがにハードルが高いですよね。

そこでここでは安上がりでも十分な性能を備えたウエアを紹介します。

2.インナー

まずは一番肌に近いところに着るインナーです。

インナーに求められる性能はズバリ吸湿性と速乾性!

汗をしっかり吸って素早く乾くことによって汗で体が冷えるのを防ぎます。

この性能、どこかで聞いたことがないでしょうか?

そうです。ユニクロのエアリズムです!

まるで着ていないかのような着心地!

それでいて丈夫な生地!

登山にも適した性能です。

ただし残念なポイントは長袖がない。
(最近は売られているようですが、インナーシャツではなくTシャツなので使ってみた個人的な意見としては微妙)

夏ならば半袖のエアリズムにアームカバーなんかでいいのですが

(夏場でも肌の露出は極力控えましょう)

できれば長袖を着たいところ・・・。

そこでオススメはワークマン長袖Tシャツ

ワークマンではfield coreという独自のブランドがあり、これがアウトドアスポーツ向けに作られています。

ちなみにこの写真で履いているパンツも同じくfield coreのストレッチパンツです。後ほど改めて紹介しますが伸びる、速乾性、丈夫で安いという最強パンツです。登山だけでなくクライミング時にも愛用しています。

Tシャツの話に戻りまして、ラインナップとしては半袖も長袖もあり

吸湿性、速乾性に富んだ素材を使用しています。

伸縮性もあるので着やすく、デザインもシンプルなのでダサいってことはありません。

インナーとは言っても気温が高い場合はこれ1枚でも大丈夫です。

ただし肌触りが少しざらつくような感じがありますので、着心地を重視したい方にはオススメできないかもしれません。

3.ミドルインナー

寒くなってきた季節にはインナーの上にもう一枚着用して暖をとります。

その時の気温にもよりますがフリースやウール等が選ばれます。

登山開始時には寒いので着用していますが、歩いているうちに暑くなって脱ぐことになることが多いので脱ぎ着しやすいジャケットタイプが使いやすいようです。

オススメ商品は

ユニクロのヒートテックストレッチフリースモックネックTです

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419751-46#thumbnailSelect

ヒートテックの発熱・保温性と、フリースの暖かさ・やわらかさ・軽さを兼ね備えた、秋冬におすすめのTシャツです。

ただしレーヨンが混じっているので大量の汗をかくと乾くのに時間がかかります。

汗などで濡れた服は体を冷やす原因となり、低体温に陥って動けなくなる危険性もありますので注意してください。
登っているときは暑いくらいだと思うので大丈夫でも、稜線に出たら風が強くて一気に体温が奪われる、なんてことがよくあります。

私は暑くなってきたら汗で濡れる前に脱ぎます。

面倒でも脱いだり着たりをすることで体温調整をしましょう。


ちなみに高級な登山用の服は正直着たことがないのですが、やはり乾くのが段違いなのでしょうか・・・

もっと厚さが欲しいときには

同じくユニクロのドライストレッチスウェットパーカを良く使います。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/419502-63#thumbnailSelect

こちらはスポーツシーンの使用を想定している物なので、乾きやすくストレッチ性があります。やや防風性もあるのか、強すぎない風の日でも暖かいです。

夏向けの製品はワークマンが強いですが、秋冬はユニクロの方が優れていると個人的には感じています。

4.アウター

ミドルインナーは風がなければ暖かいのですが空気の通りが良い素材なのでアウターとして風を通さない服を重ねます。

そこまで気温が低くない時はインナーの上に直接着ることもあります。重ね着でそのときに適した状態を作り上げるのが登山の服装です。

アウターのオススメは

ワークマンの透湿レインスーツ ストレッチです。

最近はワークマン+の登場によってかなり有名になってきました。実際に山で着ている人とすれ違うことも多い気がします。

その名の通り透湿性とストレッチ性を備えたレインウエアです。強い雨の日にも着てみましたが、内部まで浸透することもなくしっかりとした防水性能です。

レインウエア特有のゴワゴワ感とかガサガサする感じは少ないので着心地も良いです。

ただ、透湿性はもうちょっと…という評価です。

冬など気温が低い日は内側が濡れたり、ミドルインナーが濡れていることがありました。

とは言っても厳しい条件の山行でなければ十分な装備です。

5.パンツ

上記でも紹介しましたfield coreのパンツが一番のオススメです。

繰り返しになりますが、速乾性に加えて伸縮性があるためとても動きやすいです。

さらにタイトなデザインになっているので暑い時はしっかり汗を吸ってくれますし、寒い時はピタッとしているので暖かくもあります。

これ一枚で寒いときにはレインウエアのパンツを重ね着するだけでもけっこう暖かさが増します。

6.まとめ

以上、基本的な登山装備について安くて機能的なユニクロとワークマンのウエアを紹介してきました。

他にもワークマンのアームカバー、手袋、冷感タイツ、ユニクロの暖パン、ニット帽、ポケッタブルザックやヒートテック靴下なんかも愛用しています。

登山を始めるにあたってきちんとした装備がないと様々な危険があるのですが、その装備は必ずしも高級なブランド品じゃなくてもいいと私は思います。

紹介したウエアでも十分快適に登山を楽しめますよ。

もちろんレベルアップしていって1泊以上の登山や冬山などに行くときには、より性能の良いしっかりとした登山専用品が好ましいですが、それはその時に揃えれば良いと私は思います。

登山道具のレンタルサービスもあるようなので試しに使ってみたい方は利用すると良いかもしれません👇

登山を始めるハードルが少しでも下がれば幸いです。