巻機山登山

2017.5.26

週末には田植えのため魚沼に行くことになっている

M氏もそのメンバーであり

今回は連休をとれているということなので

東京で合流して一緒に行く流れだ

こうなるとせっかく新潟まで行くのだから新潟の山を登ろう!

とこうなるわけである

関越道が4時まで夜間料金なので2時半集合だ

睡眠こそとったがもはや日付が変わった感覚ではない

頭がまだ寝ているので

起こすために助手席のM氏にはビールを与え

私はノンアルコールビールにて乾杯

深夜の関越道はほぼトラックしかいない

快適な運転である

石打塩沢で高速を降りて途中のセブンイレブンで朝食

暖かくなってきたとはいえ朝はまだまだ寒い

そんな日はカップヌードルだ!

登山中に食べるようにお菓子も購入し

いざ巻機山へ

カーナビでは山に向かう道が閉鎖されているとの案内 

通れなかったらどうする?

そこに車おいて登っちゃえばいいべ!

バリケード程度ならどかせるから大丈夫かな

などとワイルドな話をしていたが

何も障害物や標識はない

良かった

雪が残ってると閉鎖されているのかな?

6時頃無事に駐車場に到着

車は私たちのものしか見当たらない

平日だし残雪期だし曇り時々雨などという

あまり条件のよくない日だからな

わざわざ有給休暇をとって来ている人も少なかろう

雨が降ってもいいようにカッパを装備

冬の間に購入したカッパだが今回初使用

登山道具屋で売っている高いやつは買えないので

楽天市場のワークマン的な店で購入した作業着的なカッパである

ちなみに装備しているウエアの大半がワークマン

残りはUNIQLO笑

さて意気揚々と登山開始

今回が初挑戦なので一般的な井戸尾根コースをチョイス

本当はヌクビ沢コースという

楽しそうでファンキーなコースに挑戦したかったのだが

なにせ残雪期なので断念

それにこんな警告されちゃね

天気はやや曇りでまぁまぁ寒い

M氏は半袖である

やはり筋肉馬鹿は代謝が良いのだ

開始から間もなくけっこう急な登り坂が続く

4時間弱の睡眠からの4時間弱の運転で

それなりに疲れていたのか

実は目眩を感じながら登っていた

後から聞いたがM氏もそんな感じだったと

彼の場合2時間も寝てないしね

なかなか無謀なチャレンジャーである

早くも嫌になりながらも5合目に到着

近隣の山には雪がどっさりと残っており

その雪融け水が沢となり滝となり

その音が山々にこだましているせいなのか

猛々しい音を響かせている

まるでカサンドラのようだ!

カサンドラが分からない良い子は
北斗の拳を読もう

お疲れモード全開の二人だが

ここから先には残雪と小さな沢が登場

急激にテンションが上がる

雪と広葉樹の組み合わせはなんだか不思議で美しい

ここからはピンクテープを頼りに

あっちこっち走り回った

しばらく登ると山のてっぺんが見えて・・・

こない!

いや

天気が良ければ見えるんだろうが

雲に覆われている(;゜∀゜)

そしてだんだん風が強くなってきた

雨が降らないのが幸いだが

天候はよろしくない
 

登山の経験値としては

メタルスライム一匹分違うM氏から

登れるとこまで行って

ヤバそうなところで引き返そう

という提案が出た

こんな感じでギリギリを攻めつつ

残雪を楽しみつつ

何だかんだ9合目までやってきた

ニセ巻機山と名がついている

なんだニセって笑

しかしここからがいよいよヤバイ

進む方向が分からない

正確には方向はだいたいわかるのだが

自信が持てない

何せ10m先も見えないし

雪が積もっているので当然道も分からない

一度ニセ巻機山まで引き返し

軽アイゼンを装着し

念のため持ってきたスリングでお互いを繋ぎ

気持ちばかりの安全確保

なんとか道を発見!

そして山小屋発見!!

歓喜の舞を舞う二人

最後の登り坂はまぁまぁ急で

そもそも先が見えないのでゴールがわからないので果てしない

と思った矢先に何かが見えた!

ゴーーーーールヽ(・∀・)ノ

ニセ巻機山で詰んだかと思ったが

なんとかなった

なんという達成感か

下りはひたすら雪道を滑り降りた

時間はかかってしまったが

何だかんだ何とかなったな

楽しい登山だった♪

駐車場まで戻ってから川で洗濯をしました(笑)