田植えとその後
五月中になんとか田植えが終わりました!
詳しくは会社のWEBページにて(笑)
個人的には代かきが一番大変だなぁと思うのだけど
田植えはわりとスムーズに進むし
植えてるって感じが好きなのよ
昨日話してた農家さんは
まだ8町も残ってるよー
と嘆いていたけど
私は1町ちょいしかやってないので
2日で終わりましたw
田植え前後の流れ
田植え前後の流れを紹介しましょう
先日も書いたように
田植えの前に耕起をして代かきをするのだが
流れとしては
耕起(田打ち)
↓
田んぼに水を溜める
↓
代かき(1~3回)
↓
水を溜めておく
人によってはここで除草剤の初期剤を投入
私は使いません!
↓
数日後に水を抜く
↓
田植え!
↓
水を溜める
できるだけ溜めておいてかけ流しにしない
これは温かい水にしておいて
植えたばかりの苗の活着を促すためだそうです
除草剤
慣行栽培の場合
田植えをした後には水田内に除草剤を撒く
除草剤というと嫌な顔をする人がいるけど
これがないとまともな米にならないからね!
有機栽培なら当然撒かないけど
肥料を入れてるからすぐに雑草も元気に生えてきて
その雑草に栄養分を取られるから
稲の成長は残念なことになる
それに除草剤はメーカーが安全性を検証して作り
国が許可したお墨付きなのだ
安心していただきたい
除草剤の散布方法にもいろいろとあるのだけど
去年は田植えと同時に散布する方法をとった
しかし雑草はめっちゃ生えるし
全然効いている気がしない・・・
そもそも田植えの後に水を溜めて
棚田だとその溜めた水を下の田んぼに流すわけだから
そりゃ効きそうにないことくらい想像できるよね
ってなわけで
今年は投げ込み剤を採用
いわゆるジャンボ剤というもので
こんなものを田んぼに投げ込む
すると袋が溶けて中の薬剤が広がっていく
という物だ
これもしっかり水を溜めておかねばならない
という条件があるので
ちゃんと効くのか微妙なところ
なんとか水を溜められたから大丈夫だとは思うけど
来年からは粒剤にしようかと思ってます
その方が安いしね
田植え後の仕事
田植えの後に重要なのは水管理
上述の通り
できるだけ水を溜めて発根、活着を促す必要があるのだ
田んぼの畦は当たり前だけど土なので
そこを掘り進める害獣がいる
モグラである!
憎たらしい!
畑では野菜の根っこをかじるし
田んぼでは穴を開けやがる!
その穴から水が漏れていくのだ!
しかもいつ掘られるかわからないから
毎日見回りをしないと
いつの間にか水がない!
という状況が発生する
水が減っているからわかるのだけど
穴がどこにあるかは分かりずらい・・・
ちゃんと畦を歩いて確認してみるけど
一向に見つからない時もあって
無力さを感じるよね
他にも謎に水が染み出る現象も起こったりしまして
こちらは田んぼの下の道なのだけど
雨も降っていないのに水が流れているのだ
明らかに田んぼから漏れている
しかしいくら確認しても穴はない
そこで!!
あぜ波板ーー-(゚∀゚)ー--!
これでプロテクトしてやればいい
ということについ最近気づきましたorz
しっかり漏れが止まったからよかったけど
もっと早く気づけよ
って話だよね
農業とは経験値がものを言うようだ
そういえば今年は田植え体験を行いませんでした
理由は
人手が足りないのと会社の仕事があって
時間と心に余裕がなかったためです( ;∀;)
楽しみにしていた皆さんごめんなさい
稲刈りこそは募集をかけてやろうと思います
そして来年は田植え体験から用意する予定です
それと前回の記事で
なかなかアンニュイなこと書いたけど
私は元気ですw
そして農業も会社の仕事も前向きに楽しくやっているから
心配しないでね☆
以上!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません